外壁の塗装工事をしたいけど、工事後の保証はどうなるのか?
外壁の塗装工事といえば、数十万から数百万と高額な金額になるため、工事完了後にせっかく工事を行った塗装がはがれてしまうなどの不備が起きてしまった場合に、工事会社がどんな対応や保証をしてくれるのか気になりますよね。
安心して工事を発注するために、工事を行う前に、しっかりと保証について調べて、納得がいく保証がある会社に依頼ができればベストです。今回は工事会社を選ぶ際に押さえておきたい外壁の塗装工事の保証について解説します。
外壁塗装の保証ですが、実は自社保証と団体・組合保証(第三者保証)とメーカー保証という三つの種類があります。
自社保証は、外壁塗装の施工を行う会社が保証をします。そのため、施工会社により保証期間、内容などが全く異なるため、質の良い保証もあれば悪い保証もあります。ですので、契約前に事前にどのぐらいの期間を保証してくれて、どのような内容を対象として、どの程度まで保証してくれるのかきちんと確認をすることをするとよいでしょう。また、自社保証は施工会社が保証するものとなるため、施工会社が倒産してしまうと保証が全くされないということになります。
団体・組合保証(第三者保証)は、施工会社が登録している団体や組合が保証をしてくれます。こちらの保証は、第三者機関がきちんとチェックをして保証書が発行されるため、ある一定の工事の内容が担保されます。さらに、施工会社が倒産をしても、団体や組合が施工会社に代わりに保証してくれるので、保証について心配される場合は団体・組合保証がる施工会社を選ぶとよいでしょう。
メーカー保証は、塗料メーカーが行っています。そのため、あまり大きな期待はせず、保証してくれたらラッキーと思っている方がよいかもしれません。
自社保証、団体・組合保証のどちらであっても、重要なのは保証の範囲です。保証の対象となる部分はどこか(外壁の部分、鉄部、木部)、どのぐらいの状態までを保証してくれるのか(塗装のはがれ、変色など)、保証してくれる期間(5年、10年など)などの部分についてしっかりと確認をしましょう。
保証の対象として重要な部分は、鉄部と木部なので、保証の対象かどうかは確認してみるとよいでしょう。また、たいていの場合、塗装については塗装のみを保証しており、色の変色やひびわれなどは対象となることはないので、ご注意ください。
また、期間についても10年、20年、30年という期間の長い保証期間は通常では塗装の経年劣化などが起こる可能性があるので、長い保証期間を取るのはなかなか難しくなっています。そのため、10年~30年などの長い保証期間をうたっている施工会社については、しっかりとその保証をしてくれる内容について確認をしていただくとよいでしょう。
前述において、保証の対象となる範囲と対象自体を解説しましたが、さらに詳しくどんな例外があるのかを解説します。
地震、雷、火災、地震などの天災の際に、自然現象などで壊れてしまった場合は対象となりません。建物の所有者が適切な維持管理を行わなかった場合も同様に保証の対象とはならないため、きちんと維持管理を行うようにしましょう。
工事の依頼をした際に、対象となる発注者の指示に沿って、外壁塗装を行って、その工事が原因で塗装が剥げてしまった場合は保証の対象となるのは難しいでしょう。また、その工事以外に行われた外壁や外壁以外の部分の工事が原因となる場合も対象とはなりません。
建物自体に欠陥があり、その欠陥が原因となり、外壁がはがれてしまった場合についても対象となるのは難しいでしょう。
外壁の塗装の保証とならない範囲は、確認してみるとたくさんありますので、建物に何か工事をする際や工事自体の契約をする際にはしっかりと確認をするとよいでしょう。
今回は、外壁塗装の保証のポイントをご紹介しました。外壁塗装の工事を依頼することは高額の工事となるため、依頼をする際にはどの施工会社にするのか迷ってしまいますよね。やはり最適の施工会社を選ぶのはなかなか難しいので、しっかりと保証をするのが自社なのか第三者なのか、保証の内容や期間などはどのようになっているのかをしっかりとチェックすることをおすすめします。ぜひ、今回の内容を思い出していただき参考にしてみてください。
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