外壁塗装の名人

外壁塗装業者の選び方、損をしないために必要なこと

外壁塗装のおすすめの時期とは?劣化サインと長持ちポイント

外壁塗装では塗料をしっかりと乾燥させることが大切です。しかし、季節によって雨が多かったり、湿度が高かったりするので外壁塗装は特定の時期に集中しそうな気がします。外壁塗装におすすめの時期はあるのでしょうか。こちらでは外壁塗装に適した時期を知りたい方や塗装のタイミングとなる劣化サイン、外壁塗装で住宅を長持ちさせるポイントを紹介します。

外壁塗装におすすめの時期とは?

外壁塗装は塗料を乾燥させるために、晴れている日を選べばいいと思いがちです。しかし、晴れていても湿度や温度は四季によって異なります。そのため単純に晴れている日が適しているとは限りません。

春は空気が乾燥していて、気温も穏やかで過ごしやすい日が続きます。しかし、5月後半から6月になると梅雨入りする地域も多く、湿度も上昇します。塗料が乾きにくくなるので、耐久性や仕上がりが心配ですが問題はありません。しかし、雨が降ると作業が進まないため、工期が長引く可能性があります。

夏は気温が高くなるので塗料が早く乾きます。外壁塗装では重ね塗りすることも多いので、早く乾くのは大きなメリットといえるでしょう。しかし、日中は猛暑日が多く、職人の熱中症なども心配です。地域によっては突然のスコールで作業がストップする可能性もあります。

秋は湿度も低く過ごしやすくなります。しかし、9月と10月は台風シーズンなので塗装の依頼は天気予報を見て業者さんと相談しましょう。

冬は空気が乾燥して湿度が低くなるので、塗料の乾燥には適していますが、気温がかなり低くなるので職人さんは大変です。地域によっては積雪で作業ができないこともあります。

外壁塗装に適している時期といっても、四季だけでなく地域の気候によって変わってくるため、外壁塗装の依頼するときは、地域の気候にくわしい業者に相談してみましょう。

外壁の劣化チェックで塗装の時期を判断する

「外壁に触ったら指に白いものがついた」「塗装した面が浮いているような気がする」など外壁に劣化が見られたときは、時期を選ぶよりもすぐに専門の業者へメンテナンスを依頼することが大切です。そのまま放置すると、塗装面が腐食したり、雨漏りしたりなど住宅の寿命を縮めてしまいます。では、早急にメンテナンスが必要かどうか、外壁の劣化をチェックしてみましょう。

チョーキングと塗装の浮きや剥がれ

外壁を指で触ったときに、白い粉状または外壁の色が指に付くのはチョーキングと呼ばれる外壁劣化のサインです。雨風や太陽光を受けている場所に出やすい現象です。樹脂塗料を使った外壁によくみられる劣化で、指で触れば簡単にチェックできます。

チョーキングを放置すると塗膜の浮きや剥がれが出てきます。浮いた箇所に雨水が入ると、住宅内部へ浸水のリスクが高まります。外壁のチョーキングを発見したら、専門業者に相談しましょう。

外壁に亀裂ができている

外壁の亀裂は窓やドア・エアコンの室外機設置面など、何かしら設置した箇所に出やすい劣化のサインです。浅い亀裂はチェッキング、深い亀裂はクラックと呼び名が変わります。「まだ線みたいに細いから…」という状態が実はクラックの可能性があるため、素人目線で亀裂の深さを判断するのはとても危険です。放置すると雨水の浸水により、住宅内部の腐食や雨漏りにつながるので、外壁の亀裂を見つけたときはすぐに対処することが大切です。

住宅が長持ちする外壁塗装のポイント

外壁は定期的なメンテナンスはもちろん、劣化に対して早く対処すれば住宅の長持ちにもつながります。外壁塗装で住宅を長持ちさせるには、塗料の種類を選ぶことがポイントです。塗料は種類によって費用・耐用年数・機能性が異なります。

耐用年数が長ければ価格も高くなるため、費用を抑えるために安価な塗料を選ぶとメンテナンスの頻度が高くなってしまうのです。ほかにも、塗料には防水性や耐候性だけでなく、遮音、遮熱などの機能を持っています。地域や気候に適した塗料を選ぶことで外壁の劣化を遅らせることも期待できます。

アクリル塗料は安価ですが耐用年数は短い、ウレタン塗料は柔軟性があり見た目も高級感があります。現在、人気のシリコン塗料は耐用年数15年と長く、価格もお手頃。フッ素塗装は耐用年数最大20年と長い塗料ですが一般家庭で選ぶ人は少ないようです。近年発売されたラジカル塗料の耐用年数はシリコン塗料と大差はないものの、高い耐候性を備えた塗料になります。

このように塗料の種類や特徴、耐用年数などを把握しておけば、費用を抑えられるだけでなく、劣化する前に外壁塗装を行えるので結果、住宅の長持ちにつながるのです。

外壁塗装は時期だけでなく塗料の特徴を重視して選ぼう

外壁の劣化は住宅の寿命を縮めてしまうので、定期的に塗装によるメンテナンスが必要です。塗料の乾燥には湿度や気温が関係していますが、雨の多い時期に塗装しても外壁の耐用年数には関係ありません。

地域の環境によって外壁の劣化スピードは変わってくるので、自分でチェックすることが大切なのです。劣化を発見したら、すぐに業者へ外壁塗装を依頼しましょう。しかし、単純に塗り替えを依頼するのではなく、機能性や耐用年数を重視した塗料選びが大切です。

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