業者にマイホームの塗装を依頼したがイメージとは違う仕上がりになったため業者へクレームを伝えたい人もいるでしょう。ただ「業者へクレームをいうのは申し訳ない」「クレームの伝え方が分からない」という理由で、自分の想いを伝えられない人もいるはず。
本記事では、業者にクレームを伝える時の注意点、クレーム内容と各対処例などを紹介します。
業者にクレーム対応をしてもらえるかは、外装塗装業者への伝える手順・話し方で決まります。この章では、クレーム対応を伝える時の主な注意点を2つ紹介します。
クレームを伝える時は証拠品を示すことが大事です。証拠品には、外壁塗装に関する保証書、予算書、工事期間などが記載してある書類、業者との打ち合わせ時の会話内容をボイスレコーダーに録音したデータ(録音時は業者の許可をとりましょう)などがあります。
クレーム時に、これらの証拠物があれば業者に対応してもらえる確率も上がるでしょう。
感情論のみで業者へクレームを伝えても、対応してもらうのは難しいため理論的に伝えましょう。例えば「契約書には〇〇と記載してあるのに、仕上がりが違う内容となっていた」と、業者が納得する発言をすると真摯に対応してもらえます。
業者によっては何十年間付き合うケースもあるため、業者との関係性は崩さない方がよいです。感情的になる人は、業者へ伝える話の内容をまとめてからクレームを伝えるのも1つの手です。
業者へのクレーム事例は、いろいろなパターンがあります。この章では、3つのクレーム事例とともに各対処法を見てみましょう。1つ目は、見積もり時と比べて請求金額が高いケースです。見積額と実際の支払額が異なることは珍しいことではありませんが、悪意を持っている業者もいます。
請求金額が高すぎる場合は、見積もり時の書類をそろえてからクレームを伝えましょう。追加支払いが発生する場合の想定金額を外壁塗装前に業者から教えてもらい、その内容をクレーム時に証拠として提示するのも効果的です。
2つ目は、仕上がった外壁の色が違うことによるクレームです。業者に話す場合は、外壁塗装前に伝えた色が記載してある書類を提示してから伝えましょう。
同じ色でもいろいろな濃さがあります。イメージしている色の画像を外壁塗装前に提示すると、依頼主のイメージ通りの色で外壁塗装してもらえる可能性が高くなるため試してみてください。
3つ目は、外壁塗装の仕方が雑な場合のクレームです。色のムラがあったり作業場付近にペンキが飛び散ったりしている場合などを指します。この場合は、外壁塗装終了後すぐに伝えましょう。
外壁塗装から日にちが経って業者へ伝えると「依頼主が起こしたことではないか?」と業者から疑われ、対応してもらえないケースもあるためご注意ください。
外壁塗装中に近隣住民からクレームをいわれる人もいます。「外壁塗装作業中の音がうるさい」「外壁塗装の色に不満がある」「ペンキのニオイが気になる」などです。条例で外壁の色が決められている場合もあるため、自治体でルールを確認してから外壁塗装を行った方がよいでしょう。
ただ、自治体のルールを守っても近隣住民からクレームをいわれるケースもあります。それを防ぐには、外壁塗装の日程・時間帯・外壁を何色に塗るかを前もって近隣住民へ伝えることが大事です。不在の場所には、外壁塗装に関する日時を記載した紙を入れておくと全ての近隣住民にほぼ伝わるためおすすめです。
近隣住宅を回るときに謝礼品は準備しなくても大丈夫です。謝礼品をもらった人のなかには、モノが増えて迷惑に感じる人もいます。形が残り続ける謝礼品だと、渡された側に迷惑をかける恐れもあるためご注意ください。
外壁塗装時のクレームを伝える時には準備が必要です。ただ、業者へクレームを伝えると時間をとられるため、クレームを起こさない準備をした方がラクです。外壁塗装前の打ち合わせが面倒に感じる人もいるでしょうけれど、業者からの話を聞かなかったことで外壁塗装完了後に業者へクレームを伝える顧客も存在します。業者とのトラブルを避けるために、打ち合わせ時は話を聞いて不明点があった場合は質問して、全て解決した状態で外壁塗装してもらいましょう。
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