ある日リフォーム業者などから「外壁の塗り直し時期がきています」と言われて困ったことはありませんか?本当に必要かどうか素人には判断がつきにくいですし、お金もかかります。見た目が比較的キレイならなるべくお金はかけたくない、と思うのが心情・・・
ここでは外壁塗装について、耐久年数はどれくらいを目安に考えるべきなのか。また外壁塗装の必要性や種類についても確認してみたいと思います。
「外壁塗装」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか。
見た目の華やかさ? それとも外観がよくなる見栄え? どちらも違います。外壁塗装の一番の目的というのは防水です。横から風と共に吹き付けるように雨がかかることも珍しくありません。
「ちょっとぐらい塗装が剥がれてたって、まだまだキレイだから問題ないよね」という声も聞かれますが、外壁塗装がひび割れていたり剥がれていたりする部分から雨が侵入、そして建材に致命的なダメージを与えてしまってからでは大損害です。
結論を申し上げると「外壁塗装の定期的な塗り直しは必要」です。一般的な住宅の場合、外壁の塗り直しには足場だけで15万円~30万円程度が相場です。そして外壁塗装工事で100万円以上の施工費になることも珍しくありません。
ですが塗り直しを怠って放置してしまった結果、雨漏りや内部が雨により侵食されてしまえば外壁の塗り直し程度の金額で抑えることはできません。人間の体で言うならば軽症の病気を放置していたら、それが大きな病気へとつながってしまう場合と同じです。外壁塗装の塗り直しは、大きなトラブルになるのを未然に防ぐ役割があります。
外壁に使われている塗料はそれぞれ特徴が異なります。特徴が異なるが故に、外壁塗装も使用に耐えうる期間が変わってきます。
外壁塗装の塗り直しをしよう!と考えたとき、それぞれの塗料の種類による耐用年数を見てみましょう。
こちらが主に使われる外壁塗料と、耐久年数やチェックポイントです。
現在はシリコン系塗料が耐久性とコスト面で選ばれるケースが多く見られます。また高額でも、高性能な外壁塗料が選ばれるケースも増加しています。塗料にも特徴が現れるので、外壁の塗り直しを考えるときはそれぞれの特徴も吟味しておきましょう。
耐久年数を記載しましたが、日本全国どこも条件が同じではありません。あくまで耐久年数は目安ということになってしまいます。そのため塗り直しの時期は目視でのチェックが一番です。
家の外壁にこんな症状が出ていたら塗り替えの目安になります。
自分の目で見て最もわかりやすいのが外壁のひび割れや剥がれ。
この症状が出てくると、そこから雨水が外壁から内壁へと伝わり建物の劣化を早めて、シロアリを発生させる原因にもなるからです。
外壁に塗装のひび割れや剥がれがないか、くまなくチェックするようにしてみましょう。
チョーキング現象とは、外壁を指で擦ると指に白い粉が付着する現象です。学校で使ったチョークの粉のような塗料の成分が、外側に浮いてくることからチョーキング現象と呼ばれています。
塗装が劣化する際、初期症状として現れてくるもので大至急対策や塗り直しが必要! というわけではありません。しかしチョーキング現象が見られるということは、確実に塗装の劣化が進んでいる証拠なので注意が必要です。
外壁も時が経てば「汚れ」という目に見える形で劣化が進みます。外壁の汚れやカビが発生しているというケースでは、湿度が多い、風通しが悪い、などの原因が隠れていることも数多くあります。
それだけ塗装にとっては劣悪な環境に置かれるわけですから、耐久年数も通常より早まってしまう可能性は十分にあります。こちらの外壁の汚れやカビについても、チョーキング現象と同じくすぐに塗り直しをしなければいけないわけではありません。ですが塗装のひび割れや剥がれにつながらないか、注意深く経過を観察することが大切です。
外壁塗装の耐久年数についていかがでしたか?
悪質な業者になると、ちょっとしたことですぐに外壁の塗り直しを勧めてくるケースも見受けられます。外壁は塗り直しが必要になりますが、正しい知識を持って、適切な時期に定期的な外壁の塗り直しを行うようにしましょう。
☑私が活用した「外壁塗装見積もりサイトはこちら」業界最大級の外壁塗装専門サイトである「外壁塗装の窓口」は安心・信頼して外壁塗装を依頼できる優良業者を無料で紹介している第三者機関になります。また見積もり相場についても簡単にチェックをすることが可能です。
単なるご紹介だけでなく、日本国内に存在する外壁塗装業者の中から、独自の厳しい審査基準を満たした「人気塗装業者」のみをご紹介しており、多くの方から信頼されているサービスです。