外壁塗装の名人

外壁塗装業者の選び方、損をしないために必要なこと

はじめての家の外壁塗装!依頼先はどこ?費用はいくら?疑問を一挙解決します!

マイホームを建てた後、多くの場合何度か修復・リフォーム工事を経験するものですが、家の外壁塗装もその一つです。しかしそもそも家の外壁塗装は必ず実施する必要があるのでしょうか?そして新建築材が次々誕生している現在では、ひょっとすると外壁塗装不要の画期的な外壁素材があるのでは?この記事では初めて外壁塗装を経験する方のために、家の外壁塗装に関する疑問をまとめました。ご参考になれば幸いです。

そもそも家の外壁塗装の目的とは?

家の外壁塗装の目的を一言でいうならば「外壁塗装は家を護る美しい鎧」です。外壁塗装には、家を雨風や日光による劣化から守る「保護機能」、美しく見せるための「美装機能」の二つの役割があります。

外壁塗装の「保護機能」について

外壁塗装には、家を守る「鎧」の役目があります。外壁に施した塗装材が持つ性能によって、住宅の寿命を伸ばす重要な働きがあります。

外壁塗装材は、日光や雨風に晒されて、経年劣化により、薄利やひび割れが起きますが、そうなると外壁の下の部分にまで損傷が及び、結果的に柱や土台など家の構造そのものを劣化させてしまう恐れもあります。

漆喰やレンガなどの古来の外壁以外は、まず10年から15年程度で外壁塗装が必要になると考えておきましょう。ちょうど屋根も同じような時期にメンテナンスが必要となるので屋根と外壁は一緒に塗装を行うことが多くなっています。

外壁塗装の「美装機能」について

外壁塗装には家の美観を守り、維持するという「美装機能」という役目もあります。

また、外壁塗装によって家のイメージは大きく変わるもの!住宅デザインの力の入れどころとなる家づくりの重要なポイントです。最近では様々な外壁塗装材が販売されており、イメージにあう外壁塗装材探しも楽しいものです。

外壁塗装を美しくすることで、先に挙げた家の保護機能と同様に、家そのものの資産価値を高めることにもつながります。

家の外壁種類は色々!最適な外壁塗装はどれになる?

モルタルやサイディング、そして昔ながらの漆喰や板塀、レンガ作りまで、一口で外壁材といっても様々な種類があります。現在の日本の住宅に使用されている外壁材別に、最適な外壁塗装についてまとめてみました。

家の外壁の種類:モルタル

日本の住宅の外壁に多い素材に「砂+セメント+水」からできた「モルタル」があります。塗料を吹き付けたような美しい風合いが人気で、吹付仕上げによって「吹付けタイル」「リシン」「スタッコ」などの種類があります。またモルタル外壁は耐火性が高い点も評価の高いポイントです。

しかし外壁の主流だったのは1980年代まで。それ以降は徐々に外壁材に使われることが減りました。

その理由は初期コストが高いこと、クラック(ひび割れ)やチョーキング(白い粉が付く)が起きやすいこと、施工に手間がかかるため熟練した技術者が不足していることなどが大きな理由です。

そんなモルタル外壁の欠点をカバーするには、クラックを覆い、かつよく伸びてクラックを防ぐ「弾性塗料」を十分な量を使用して施工することがポイントです。

家の外壁の種類:サイディング

次に、「サイディング」と呼ばれる板状の外装材があります。壁に貼って利用するようになっており、モルタル外壁と比較すると、施工工程が短くコストが安い点が魅力です。

サイディング材の種類は様々で「窯業系サイディング」「金属系サイディング」などの種類があります。

現在では約7~8割の住宅が、外壁材としてセメントと繊維質をミックスしたプレートを貼る「窯業系サイディング」を使用しています。サイディング材のウィークポイントは、接合部分に使用するシーリング材の劣化によって防水性が失われることにあります。

注意したいことはサイディング材の施工の際に「直貼り工法」を採用した場合です。この場合はすべてのサイディング材を取り除く外壁取り換えが必要です。もし塗装したとしてもすぐはがれてしまうからです。

「通気工法」の場合は建物の下地部分のあいだに通気性が保たれているのでその心配はありません。

家の外壁の種類:漆喰、板塀、レンガ、他

これらの昔から使われてきた日本家屋の外壁材は、基本的に外壁塗装は必要ありません。またレンガ壁も同様です。

しかしレンガ壁は地震による崩れが発生しやすく、また経年劣化による欠けも生じます。他の外壁材に比べれば、頻度コストともに節約になりますが全くメンテナンスが不要というわけではありません。漆喰も経年劣化で剥離が起きるので、塗りなおしが必要となり、板張りの塗料は長く持つとはいえ40~50年です。

全くメンテナンス費用が掛からないわけではありません。

はじめての家の外壁塗装!どこに依頼すればいい?

国土交通省がまとめた「家のリフォーム」によると、リフォームの依頼先は、地元の地場工務店、そして設備・建材メーカーが中心となっています。

新築工事に比べて規模の小さいリフォーム工事は、自宅近くにある工務店の広告を見て依頼したり、知人の紹介で施工を依頼するケースが多いと考えられます。

また、ハウスメーカー系のシェアが伸びているという結果も出ており、外回り営業職員の営業成果によるものと推測できます。家の中に入ることなく、家の外から目視だけで修復が必要な箇所を指摘できる外壁塗装は、格好の営業材料になるからです。

外壁塗装だけに限った話ではありませんが、住宅リフォーム工事を行う際には、必ず複数業者に相見積もりを取ることを忘れないようにしましょう。それが結果的に一番効果的なコストダウンの方法です。

ここで、依頼先それぞれのメリットデメリットについてまとめてみました。

外壁塗装依頼先が「地元の工務店」の場合

「同じ町内にある工務店」に家の外壁塗装を依頼した、という人は多いのではないでしょうか。同じ地元ということで安心感がありますし、何かトラブルが起きたときにすぐ相談できるのは心強いものです。

また往々にしてコストが押さえられるのも魅力です。小さな工務店の場合、自分たちで塗装を担当するので中間マージン費用(取次料金)が発生しないため、低料金が実現できます。

デメリットとしては、工務店の技量を見極めるのが難しい点になります。まずは近所同士で情報を共有しあったり、ネットの口コミ情報を確認するなどリサーチしておくことをおすすめします。

外壁塗装依頼先が「ハウスメーカー」の場合

マイホームを建てる時にお世話になったハウスメーカーが、その後の家のメンテナンスについても相談に乗ってもらえることがあります。建築当時のデータが揃い、担当者と連絡が取れることは大きな安心感を与えてくれます。

デメリットとしては、必ずしも外壁塗装工事のコストパフォーマンスがよいとは言えないところ。たいていの場合グループ企業や、関連企業を紹介されることになり、中間マージンが発生する以上どうしても割高になることが多くなります。

外壁塗装依頼先が「設備メーカー」「建材メーカー」の場合

最新の技術が施工にダイレクトに反絵されるのが、設備メーカー・建材メーカーに依頼するときの最大の魅力です。他分野同様に建築資材の進歩は目覚ましいものがあります。遮熱性や耐久性を高めたもの、色合いが美しいもの、進歩を続ける外壁塗装材の最新技術を取り入れることが可能です。

最近では工程を簡略化する新技術も登場し、結果的に施工費を1割から2割減らせることになるという見逃せない技術も登場しましたので、よくリサーチしておきたいものです。

最新情報!現在の家の外壁塗装事情をご紹介します!

「メンテナンス不要の外壁素材はないの?」「耐火性が強い外壁素材は?」「遮熱効果のある外壁素材がある?」など、はじめての家の外壁塗装について様々な疑問が生じるものです。

特に地震や大雨、台風など自然災害の多い日本では、住宅関連技術の進歩は目覚ましいものがあります。もちろん外壁塗装についても例外ではありません。

ここでは家の外壁塗装の新しい技術について、2018年時点の情報をご紹介させていただきます。

猛暑の季節を外壁がサポート!高い断熱効果の塗装材

なんとロケット開発で使用される最先端の断熱技術を応用した外壁塗装材が登場しました。紫外線劣化に強いセラミック成分を多く含み、防音、消臭効果、耐久性も大きな進歩を見せています。

15年~20年保つ!長期寿命外壁塗料!

フッ素樹脂を使用した塗料が注目されています。そのメリットは何といっても従来の塗装材寿命の二倍を誇る点です。塗装が15年~20年持つという寿命の長さは大きな魅力です。

外壁塗装工程を減らせる!画期的な外壁塗装材登場!

住宅外壁材の塗装工程を減らすことができる、画期的な外壁塗装材が登場してきました。「下塗り(外壁の傷みを補修)」「中塗り(塗料の接着力アップ)」「上塗り(仕上げ)」の三段階の工程が普通だった外壁塗装を、塗料の成分調整によって下塗りと中塗りを一度に完了させることができ、結果的に工賃コストダウンにもつながります。

大切な家の健康を守るため!定期的な外壁塗装は家屋の重要メンテナンス!

外壁塗装の長期耐久性はないけれど、常に新築さながらも真新しい外壁の家に住みたいという方もいることでしょう。家の価値をどこに置くかは千差万別。ただし家に深刻な痛みが出る前に、適切な時期に家の外壁塗装を実行することは家の健康を維持するために何より大切です。
深刻な痛みが出てからでは、思いもかけぬ出費が工事にかかってしまうもの。そうならないよう定期的に美観のためにも、長く住み続けるためにも、外壁塗装は定期的に行うようにしたいものです。

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