外壁の塗装は多額の費用が必要です。家の大きさにもよりますが、場合によっては100万円以上必要になることもあります。だからといって放っておくと土台が腐ってしまい、修繕費がさらに必要になるかもしれません。
少しでも安くできるような方法があるのはご存知でしょうか?
実は火災保険で支払われる場合があるのです。
ここではどのようにすれば火災保険で外壁塗装の費用を出してもらえるのか、ご紹介していきます。
外壁は家の内部を守るために大切な場所です。外壁を塗っている塗料は撥水性があり、水の侵入を防いでいます。だいたい10年に1度は塗り直しが必要だといわれています。しかし、塗装工事は塗料の種類や家の大きさによって一概にはいえないのですがかなり高額です。
壁を塗料で塗るだけだからと思って見積もりをしてもらうと多くの人が驚いてしまうようです。そして、外壁に塗料を塗る前に用意が必要になります。ひとつは足場架設です。高さが2m以上の建物の場合、安全を確保するためと高品質の施工のために足場を設置します。もうひとつは養生と呼ばれる作業です。外壁部分で塗料を塗りたくない部分を保護するために、マスキングテープなどでカバーしていきます。
次にしなくてはならないことは、外壁の表面を整えるという作業です。外壁を塗り始める前に、高圧洗浄等を使って水洗作業をし、古くなって粉状になっている塗料を取り払います。ヒビが入ったところを補修して表面を整えるのです。そして補修した部分がちゃんと乾いてから塗り始めます。
塗料は普通一回塗るだけではありません。下塗り中塗り上塗りというように3回以上塗り重ねます。もちろん1回1回乾かしてから次の作業に取り掛かります。このように何人もの人が何度も来て作業をするため多額の出費が必要になるのです。
条件がそろえば外壁などの補修は火災保険で支払ってもらえます。契約している火災保険が風水災害等によって受けた損害を補償する契約になっている場合です。ですから、火災保険の契約書を取り出して確認しましょう。
新築したときや家を購入したときになんとなく火災保険に入っているがちゃんと契約書を読んでいない人が実はほとんどです。
天災には風災・水災・雪災・落雷などがありますが、外壁の補修に適用される災害は一般的に「風災」です。風災には、台風のほか、突風・強風・木枯らしなどが含まれます。具体的にいえば、強風によって飛ばされた屋根瓦などの破片で外壁が傷ついたり、壁の一部が破損したりした場合です。しかし、自然劣化などで少しずつ外壁舗装が変質した場合や、塗装をした業者が手抜き工事だった場合などは保険適用外となります。
外壁のダメージが自然劣化によるものか、それとも風災によるものかの判断はプロに任せましょう。ご自分でこれは自然劣化だからしょうがないとさっさと決めつけないで、一応火災保険の鑑定人に見てもらいます。
しかし、保険会社に連絡する前にご自分で一度業者に鑑定をしてもらいましょう。基本的には保険会社はできるだけ保険適用にしたくないというのが本音です。鑑定人は中立な立場で住宅の損傷の原因を判断することになっています。ところが鑑定人に支払いをしているのは保険会社です。そのため、中立な立場は建前で、実際はやや保険会社よりになってしまうことは否めません。
ですから、まず外壁の塗装をしてくれる業者に連絡をし、鑑定のときにサポートしてもらうようにしましょう。
では本当の鑑定能力がある人とは? それは現場経験豊富なプロの業者です。ですので、最初に業者に相談するのがよいでしょう。業者の中には、火災保険適用成功の高い経験豊かな業者がいます。業者自身がまずダメージを見て判断し、保険申請を審査に通すよう尽力を尽くしてくれます。
火災保険を利用している人はあまり多くありません。病気になって治療をした場合はすぐに申請するのに、火災保険に関してはどういうわけか消極的です。せっかく保険料を支払っているのですから、適用してもらえるかどうか試してみましょう。
そのためにはまず建物のプロに相談することが大事です。業者はできるだけ補助金や保険金を使って最良の補修工事をしたいと考えています。無料で相談できるところがほとんどですから、まず質問することが大事です。判断するのはあなたではなく、プロの業者です。
保険金や補助金を使って経済的に家の補修をし、快適な住居をキープしていきましょう。
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