外壁塗装の名人

外壁塗装業者の選び方、損をしないために必要なこと

ケレン塗装とはどんなもの?気になる種類や単価について

外壁や屋根などのリフォームを検討している方は「ケレン」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。主にサビなどの汚れを落とす目的があることは知っているものの、細かい作業や単価などについて知っている方は多くないかもしれません。そこで今回はケレンとは一体何をすることなのか、気になる種類や単価について紹介していきます。

ケレンとは一体何をするもの?

屋根やトタンの塗装をしようとするとケレンという言葉がでてきますが、どんなことをするのでしょうか。ケレンについてまずは確認しましょう。

ケレンとは?

トタンや屋根の塗装を塗り替えるときにおこなう下処理のことです。塗料をそのまま上から塗るのではなく、古い塗膜を剥がしてから作業します。この作業をおこなう理由は、新しく塗った箇所を剥がれにくくすることや凹凸を綺麗にするためです。塗料の密着度をよくするため、あえて傷つける作業(目粗し)もおこないます。

ケレン作業をおこなわないとどうなる?

ケレン作業をなくせば手間もお金もかからないと考える方もいるでしょう。しかし、ケレン作業をなくすことで、塗料を塗ったあとに不具合がでくる場合があります。具体的には、塗料の密着が悪くなり本来は10年程度持つはずがわずか数年で剥がれてしまう可能性があります。

ケレン作業は、サビを取るだけでなく塗装する表面の凹凸をなくすという役割もあるため、作業をおこなわないと見た目の仕上がりも悪くなるのです。

ケレンの種類ってどんなものがあるの?

古くサビているものでも、種類によって対応方法がかわってきます。それぞれの状態に合わせた対処方法を確認していきましょう。

ケレンの種類は4つある!

1種ケレン

サビや腐食が激しい状態です。ブラスト法や酸洗浄を使って落としていきます。ブラスト法とは鉄などモーターを使って圧縮空気で製品を磨く方法です。1級建築でこの方法を利用されることはほとんどなく、取り替えるほうが費用を安く抑えられる場合があります。

2種ケレン

鉄部分が劣化し腐食が広範囲の状態です。電動工具を使ってサビを落とします。主にワイヤーブラシやスーパーマジックを使いますが、時間がかかるため取り替えることを検討したほうがいい場合もあります。

3種ケレン

一部分にサビが見られる状態です。スクレーパーややすりなどを使って手作業でおこないます。

4種ケレン

ほとんどサビがない状態です。気になる部分をやすりなどを使って磨きます。

気になる!ケレンの単価とは?

種類によって単価が変わるのでそれぞれ確認していきましょう。場合によっては取り替えるほうが安くなる場合もあるので、単価を確認してから検討してください。

ケレンの種類によって値段が大幅に変わる!

以下はm2あたりの単価です。

  • 1種ケレン…一般住宅や一級建築ではおこなわないことが多い
  • 2種ケレン…1,500〜2,000円
  • 3種ケレン…500〜1,200円
  • 4種ケレン…200〜400円

単価はどれも手頃に感じますが、面積で考えると2種ケレンと4種ケレンでは大幅に変わってきます。2種ケレンの場合は広範囲に腐食があるので、新しいものに変えてしまったほうが長い目でみるといい場合もあります。

ケレンは塗装する上でかかせない作業!

ケレン作業は塗装するうえで欠かせない作業です。見た目を綺麗にするだけでなく、塗料が長持ちするかどうかも左右される大切な工程です。ケレンの種類は全部で4つありますが普段、塗装をしない方ではトタンや屋根のサビがどの種類に該当するのかは判断がむずかしいでしょう。

判断基準はあるものの、自分で判断ができない場合は業者に一度見てもらうのも1つの方法です。見積もり金額次第では、取り替えを検討するべきかも考えて依頼してみましょう。

☑私が活用した「外壁塗装見積もりサイトはこちら」
 
           
業界最大級の外壁塗装専門サイト:外壁塗装の窓口

業界最大級の外壁塗装専門サイトである「外壁塗装の窓口」は安心・信頼して外壁塗装を依頼できる優良業者を無料で紹介している第三者機関になります。また見積もり相場についても簡単にチェックをすることが可能です。
単なるご紹介だけでなく、日本国内に存在する外壁塗装業者の中から、独自の厳しい審査基準を満たした「人気塗装業者」のみをご紹介しており、多くの方から信頼されているサービスです。