おうちの見た目を決める要素の一つが屋根の色。ですがいざ決めるとなると何を選んだらいいのかわからない、そんなお悩みをお抱えのかたも少なくないでしょう。この記事では実際に屋根塗装の色を選ぶ上で景観ガイドラインの概要にも触れつつ何が大切なのか、その基本となる部分を解説しています。選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
屋根塗装の色を選ぶ際の最も基本的な部分をまずは見ていきましょう。選ぶ際に大切なのは、もちろん好みも大切ですが特にその色を屋根に選んだことで周囲に与える印象、お手入れのしやすさという点が、長く使う上で大切です。
それでは系統別に色が与える影響について考えていきましょう。屋根は家の中で直射日光を最も浴びる部分です。そのため、色あせもしがち、もちろん好みによりますが、できるだけ、暗めの色を選ぶのがいいでしょう。
ただし注意点があります。暗めの色を選べばいいからといって、おうちの色と極端に違う色を選ぶと統一感が損なわれ、落ち着きがなくなります。そういった場合はベージュ系のように、落ち着きながらも明るさを持つ色を選ぶ、あるいは塗料を比較的汚れや色あせに強く耐用年数にも優れる、フッ素系のものにするといった、工夫が必要です。
さて、基本的な部分について解説してきました。屋根塗装、好みやライフスタイル、ライフサイクルによって選ぶ色は異なると思います。ここでは極力避けた方がいい点、選ぶ際には必ず気を付けてほしい点を考えていきましょう。
一つ大切になってくるのが、極力大きい見本で色を判断するということです。カラーリングシミュレーションも誕生していますが、日光による影や周辺環境が意識されていません。極力似た感じの家を見てみる、あるいは実際にどのような感じになるのか、業者に聞いてみるということが大切です。
また、周囲との調和も大切にしましょう。景観ガイドラインがなくとも、あまりに目立つ配色は周辺住民からの不満を買ってしまう可能性があります。色を選ぶ際は周囲と調和しているかどうかも一つの判断材料にしてみてくださいね。
また、自治体によっては町にある程度の統一感を持たせるために、景観ガイドラインと呼ばれるガイドラインを制定しているところも少なくありません。有名なところでは京都が建物の高さ制限を含めた景観ガイドラインを制定しています。単に都市計画といった側面から行われている場合もあり、京都ほど厳格に決められているものは多くはありません。ですが、自治体によっては屋根の色に関しても細かな規則が設けられている場合もあります。多くの場合ガイドラインをネット上で、あるいはパンフレットという形で配布しているので、屋根塗装を始める前にはまず自治体に確認してみましょう。
景観ガイドラインが制定されているかどうかに加えて、どのような内容になっているかしっかりと把握することが肝心です。最終的に決定したカラーリングの案が景観ガイドラインに順守しているかどうか、自分では判断しづらいという場合は実際に窓口で確認をとってみることも大切です。
さて最後に、悩んだらとりあえず、これを選んでおけばいい、おすすめの屋根色をご紹介していきます。
一つ目はグレー系です。無難なカラーリングで、屋根塗装を検討されている方の多くが選ぶ色です。落ち着いた色で景観を損ねることがない他、汚れも目立ちにくく、加えて、遮熱効果も持ち合わせています。カラーリングとしても、洋風の建物から、木造建築のような和風の建物までなじみやすいという特徴があります。
もう一つのお勧めはグリーン系の配色です。落ち着いた色ながらも明るさ、他の家との違いを演出することができます。
最後にご紹介するのが茶系の配色。落ち着いた色で、黒やグレー系ではない温かみを持ちます。その一方で汚れも目立ちにくく、お手入れという面でも安心です。
以上おすすめの配色を3つご紹介してきました。どうしてもご自身で選びたいという場合にはパソコンで使えるカラーリングシミュレーションを利用して、実際に我が家の屋根の色を変えたときに雰囲気がどのように変わるのか、確認しておくとよいでしょう。
屋根塗装の色について選び方の基本、注意点を解説してきました。選ぶ際には好みも大切ですが、周囲との調和、メンテナンスのしやすさを考えることが大切です。併せて、地域の景観ガイドラインも必ず確認するようにしましょう。色を選ぶ際には好みだけ、色見本やカラーシミュレーションだけだと、実際に期待していたものと違いが発生することもあります。実際にその配色を利用している家を見るなどできるだけ大きな見本を利用することが大切になってきます。
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